たらいこぎとは・・・
 

●たらいこぎってなんでしょう?

 増田町でおこなわれているたらいこぎは、一人乗りの口径90cm、深さ40cmのたらいを水に浮かべ、それに乗ってバランスをとりながら沈まないように手でこぎ進むという大変珍しい競技です。たらいこぎ競技は、日本全国で増田町を含めて6カ所で行われていますが、ほかのものは海で行われたり、数人が乗ることのできる大きなたらいを使ったり、また、オールでこいだりと、その場所によって内容が異なっています。
  

■他の大会の例

実施自治体

大 会 名

内      容

石川県舳倉島

舳倉島運動会

舳倉漁港内で開かれ、明治末期から続いている「たらいこぎ競争」。直径七十センチほどのたらいに児童が一人乗り、手で海水をかき分けてスピードを競う。

兵庫県香住町

香住ふるさとまつりたらいこぎ大会

プラスチック製の「たらい」に2人一組で乗り、オールを使い漕ぎ、約20メートル沖合いのブイを回り、スタート地点に戻る。これを三組で繰り返し、ゴールまでのタイムを競う。

兵庫県温泉町

石橋池たらいこぎ競争

 

熊本県三角町

港祭りたらいこぎ競争

4〜5人が1チームとなり沖合20m余りのブイを回ってリレー

大分県三重町

名水しぶきあげ大会

河川プールで小・中学生を対象に、たらいこぎ競争

 

●増田のたらいこぎの歴史

 「真人公園」は秋田県下有数の名園で新観光秋田三十景、東北観光地六十景の一つに指定されている。四季を通じて美しいたたずまいを見せるが、特に春には桜の名所として県内外から多数の観光客が訪れる。桜まつりは、例年4月下旬から5月上旬にかけて行われている。
 「たらいこぎ競争」は例年、真人公園桜まつりの伝統行事の一つとして公園内沼で行われている。口径90センチ、高さ40センチのたらいに乗り、バランスをとりながら手で漕ぎ進むという全国的にも大変ユニークな競技である。
 増田町は、昔から酒造りが盛んな土地で、大正時代には十を超える銘柄があった。この酒屋の若勢衆がタガがゆるまないように沼に浮かべてあった酒造り用のたらいに遊び半分乗って 早さを競ったのが「たらいこぎ競争」の始まりである。大正4年、真人公園で行われた青年大運動会の種目の一つとして、たらいこぎ競争が行われている記録写真がある。
 

●いつ・どこで行われるの?

 たらいこぎは、秋田県横手市増田町にある真人公園(まとこうえん)で行われます。この公園は、新観光秋田三十景、東北観光地六十景、さくら名所100選に選ばれた秋田県でも有数の名園です。

現在は、子供を中心に毎年4月29日に行われており、多数の参加者があり、花見客を喜ばせている。
 8月16日には、地域活性化のため商工会青年部が主体となり全日本元祖たらいこぎ選手権大会を開催し県内外の参加者を集め大人を中心としてイベントを実施している。

 当ホームページは後者の全日本元祖たらいこぎ選手権大会オフィシャルホームページとして全日本元祖たらいこぎ選手権大会実行委員会により制作、運営されております。

 

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